ワイシャツのオーダーの注意点
6 月 16
ワイシャツのオーダーの注意点を挙げてみました。かなり細かくなってしまいましたが、ワイシャツをオーダーする際、特に初めての方に参考になれば幸いです。

1.生地を選ぶ
シャツをオーダーする際、まず始めに選ぶのが、生地になります。
大きく分けて、無地・チェック・ストライプと有りますが、最もビジネス向きなのが白の無地です。
ビジネスに使用するなら、白かブルーの無地がよいでしょう。
ただし、ドレスコードの緩くなっている今、チェックやストライプでも、クレリックであれば問題ないシーンも多くなっています。
ケースバイケースで、選びましょう。
また、基本に忠実に、シャツ一枚で着る方は白い無地を選ぶ際は、透けるのを避ける為にやや太めの糸のコットンか、綾織など厚めの生地を選びましょう。
2.襟を選ぶ
襟にも様々な種類がありますが、基本的にはレギュラーカラーとセミワイドカラー、今ならドゥエボットーニの中から、選べばよいでしょう。カジュアルのみに使用するなら、開襟やホボタンダウンシャツも使い勝手が良いです。
自信のない方は、レギュラーカラーか、ドゥエボットーニをオススメします。生地が柄であれば、クレリックもオススメです。
台襟は、丸 、角、大丸とありますが、これはバランスが難しいので、shopの方にお任せしてしまうのが良いでしょう。
尚、フォーマルシーンでは、ウィングカラーにするとぐっとスタイルが引き締まって、映えるでしょう。
3.袖の選択
襟も決まったら、次は袖です。まず、一番オススメなのは、コンバーチブルカフスです。
カフリンクスを着けたい時にいつでも着けられるという気軽さが、非常に頼もしいです。
ただし、重めのカフスボタンを着けたい方や、カフスを必ず着けるような方で、抵抗がないなら、フレンチカフスにしておくと、最も見栄えがよく、カフスを着ける時は強めに糊を聞かせるシングル系カフスと違い、糊も軽めで問題無い分、着け心地も良いはずです。
4.プリーツを入れる?
基本的にはボタンダウンのセンタープリーツ以外は、サイドプリーツが無難です。カジュアルで身幅に余裕のある作りにしたり、モード系のイメージなら別ですが、ノープリーツはオススメできません。
非常に動きにくく、耐久性も損なう危険があるからです。よほどのこだわりが無い限り、無難にサイドプリーツにしましょう。
5.前立て
フレンチフロントの裏前仕立てが一般的ですが、イタリア製のシャツには、表前仕立てが数多く使用されています。このどちらか、好みで構いません。また、比翼仕立ても選べはしますが、これはカジュアル用です。
尚、タキシードには、プリーツ仕立てやイカ胸仕立てを合わせるのがルールです。
6.裾の選択
レギュラーボトムとスクエアボトムがありますが、スクエアはカジュアルなディテールですから、ビジネス・フォーマルには使用しません。
7.ボタンに凝ってみる
通常はプラスチックは基本料金で、貝になるとオプション料金を取られることが多いです。
こだわる方やマニアの方は、貝にする事が多いですが、実際問題オーダー後はどちらか忘れてしまうほど、地味なディテールです。
貝であれば白蝶貝、黒蝶貝が一般的です。
8.胸ポケット
使う予定が無いのであれば、思い切って外してしまったほうが良いです。ただでさえポケットチーフや財布でジャケットのかさばる部分と重なっている場所ですから、なるべく薄くする事で、シルエットがくずれにくくなります。
ラウンド、スクエア、ペンタゴン、角落としなどありますが、マナーやルールは特にありません。
しいて言うなら、準礼装、正礼装であれば、ポケットは無しにするのが基本です。
9.その他オプション
この他、ネーム刺繍や襟・カフスの裏を別生地にしたり、縫いをハンドステッチにしたり出来ます。この辺りは完全に趣味の世界ですが、ネーム刺繍は日本人は胸に、欧米ではカフスや襟の裏にする事が多いようです。
ただし、欧米では普通は入れません。